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〈97〉【色と音の絵本】

2023年9月3日(日)

色の美しい絵本、モノトーンでも面白い絵本、読み聞かせは難しいけれど、子どもは喜ぶオノマトペ絵本など、色と音をテーマにたくさんの絵本をご紹介。

 

講座テーマ「オノマトペのおもしろさ」では、初心者から上級者まで段階的に絵本を選ぶコツも。

 

2歳の時に毎月通ってくれた女の子親子が、下のお子様の出産・子育てでずっとお休みでしたが、1年ぶりに戻ってきてくれました!

そして、赤松先生の幼稚園教諭時代の教え子が赤ちゃんを連れてご参加。

 

親子の読み聞かせでご紹介した絵本は4冊。

 

『いろいろ と いろいろ』(福音館書店)

『なにをたべてきたの? 』(佼成出版社)

『とんぼ とんぼ あかとんぼ』(福音館書店)

『もこもこもこ』(文研出版)

 

いろいろな色の食べ物や不思議な音と共に美しい色の画面が変化する絵本を楽しみました。

今回のわらべうた・手遊びは

♪とんぼ とんぼ♪

 

とんぼ とんぼ このゆびとまれ

とんぼ とんぼ めをまわせ 

まわせ まわせ めをまわせ

 

竹製のトンボや紙で作ったトンボを指に載せ、トンボをつかまえる時のように反対の指をクルクル回します。

子どもの製作・作って遊ぼう!は「バランスとんぼ」

 

3歳とは思えない、グラデーションを意識した色のとんぼが出来上がりました。

きちんと縁取りをして、塗り方もとても丁寧!

 

トンボの頭の先を三角にして折り込むと、指の上にのせて、♪とんぼ とんぼ♪のわらべうたで遊べます。

大人の絵本講座では、2冊のテーマ絵本を中心に、28冊の色と音の絵本をご紹介しました。

 

たくさんの色が出てくる絵本をご紹介する中で、あえてモノトーンの絵本の面白さもご紹介。

色とりどりの絵本が楽しいのは当然なのですが、モノクロだって面白い絵本は面白い!

 

 

大人のテーマ絵本『じぶんだけのいろ』(好学社)は、背景が変わるたびに自分の色が変わってしまうことに悩むカメレオンのお話。

みんなそれぞれに自分の色を持っているのに、何故自分だけ?と悩むカメレオンが美しい色の変化を見せてくれます。

『じぶんだけのいろ』の作者レオ・レオニには、もう一冊色をテーマにした絵本があります。

KBSのお姉さん先生も大好きな『あおくんときいろちゃん』(至光社)

仲良くなって色の変化を見せるあおくんときいろちゃんが愛おしいお話。

色の無い世界からはじまる絵本もご紹介。

『はいいろこくのはいいろひめさま』(絵本館)

『ふくろうのそめものや 』(童心社)

『いろいろへんないろのはじまり』(冨山房 )

絵本は色がないとつまらない?ということで、モノクロ絵本の名作をご紹介。

 

『100まんびきのねこ』(福音館書店)

『もりのなか』(福音館書店)

『はなをくんくん』(福音館書店)

 

表紙には色がありますが、中身はほとんど白と黒だけで素敵なお話が展開します。

『はなをくんくん』だけ、最後に現れる黄色にほんわかさせられます。

モノトーン絵本の次には、色の魔術師たちの絵本が登場。

 

『くまくんのトロッコ』(らくだ出版)

 

『はらぺこあおむし』(偕成社)

今回注目の絵本は『色とりどりの ぼくの つめ』(光村教育図書)

キレイな色に爪を塗るのが好きな男の子のお話。クラスメートたちにいじめられても、両親はあたたかく見守ります。

本人は気にして学校へは爪の色を落として通いますが、お父さんはマニキュアをして送り迎えします。

つらい日が続きますが、お誕生日にはサプライズが!

講座のテーマは「オノマトペのおもしろさ

赤ちゃんが大好きな絵本がたくさんありますし、大きくなった子も大好きなので、大人も敬遠しないで読んでください。

言葉の意味とかは、深く考えないこと!

 

『じゃあじゃあびりびり』(偕成社)

『がたん ごとん  がたん ごとん』『がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん 』(福音館書店)

『ごろごろ にゃーん』(福音館書店)

『ころころ にゃーん』(福音館書店)

最初は、多少ストーリーがあったり、意味がわかる絵本から入ると読みやすいかも。

 

『ラッパッパー』(福音館書店)

『ぴっつんつん』(くもん出版)

『ドオン!』(福音館書店)

 

そして、絵の変化に合わせて自由自在に読みたい絵本『ぐやん よやん』(福音館書店)

親子の時間に読み聞かせした『もこもこもこ』を始めたくさんの作品を描いている元永 定正氏の絵本は、いろいろな文章の書き手と組んで作られています。

 

赤松先生お気に入りの『カニ ツンツン 』は、アメリカ現代詩や先住民の詩の専門家・金関 寿夫の作品。様々な種類の言葉が唐突に出てきます。

読むのが難しそうな絵本の一つですが、無心に読んでみてください。

 

『カニ ツンツン』(福音館書店)金関 寿夫

『もこもこもこ』(文研出版)谷川 俊太郎

『もけら もけら』(福音館書店)山下 洋輔

 

 

最後にご紹介したのは、様々な擬音が大量に出てくる海外の絵本『ばしん!ばん!どかん!』(童話館出版)

渡辺 茂男氏が日本で使われている擬音に訳されていますが、原書ではどんな英語で書かれているのか、比較してみたい絵本です。

資料には、ご紹介しきれなかった絵本を含めて40冊の色と音の絵本と、テーマ絵本作家( 元永 定正、谷川 俊太郎、レオ・レオニ)の作品10冊の絵本リストがあります。

オンライン講座では資料をダウンロードできます。

 

子どもの成長と読み手の成長に合わせて、気になる絵本から読んでみてください。