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〈60〉【手紙の絵本】

2018年7月8日(日)

 

第60回キッズ・ブック・スペース【手紙の絵本】を開催しました。

手紙を通して新しい土地でお友達ができる『とん ことり』の読み聞かせなど、手紙をめぐる物語や実際に手紙が挟まれた絵本などを楽しみました。

とん ことり』では、手紙をくれたお友達がページごとにどこに隠れているかを探す楽しみもありました。

大人だけの会だったので、絵本を囲んだお茶会のようでした。

赤松先生お手製のハガキの刺繍作品には郵便ラッパがありました。

昔ヨーロッバでは、郵便馬車が出発と到着をラッパで知らせたため、郵便のシンボルとなり、今でもポストにラッパのマークが描かれている地域があるそうです。

日本の郵便マークはご存じですか?

郵便番号が7桁になる時から、「ポストン」というキャラクターが使われているそうです。

絵本の切手のご紹介など、郵便事情についてもご紹介しました。

手紙をめぐる物語もたくさんご紹介しました。

 

『きょうはなんのひ?』(福音館書店)

『たんじょうびの ふしぎなてがみ』(偕成社)

『ピーターのてがみ』(偕成社)

『なんてかいてあるの?』(PHP研究所)

『くまに てがみを かきました』(偕成社)

『いたちのてがみ』(福音館書店)

『だいすきなパパへ』(あすなろ書房)

『うさこちゃんのてがみ』(福音館書店)

『くまのアーネストおじさん アントワーヌからの てがみ』(ブックローン出版)

『ポッ・スットン』(福音館書店)

郵便屋さんのお話もいろいろありました。

 

『ゆうびんうさぎとおおかみがぶり』(チャイルド本社)

『おてがみちょうだい』(童心社)

『おてがみですーあるゆうびんやさんのおはなしー』(BL出版)

『ゆうびんやさんのホネホネさん』(福音館書店)

『ゆかいなゆうびんやさん』(文化出版局)

絵本の主人公からの手紙を集めた絵本もあります。

『こんにちは  おてがみです』

『こんにちは また おてがみです』

(福音館書店)

『てがみのえほん』(福音館書店)

『拝啓・手紙です』(福音館書店 )は、手紙の歴史、手紙の書き方などがわかる絵本です。

 

メールやSNSが浸透した現在では、文通なども減り、手紙を書く機会が減ってしまいました。

けれど、きれいなレターセットなどは今でもたくさん売られています。

たまには、手書きの手紙を出すのも良いかもしれませんね。